結婚相手の子どもがかわいくないのは驚く事ではない

婚活中のアラフォー(というか41歳)です。

しかもバツイチ。

 

彼女と出会ったのは夏、それから時が経ち秋から冬へ。

そして新年を迎えました。

婚活をしていると、出会いがドラマのように過ぎていきます。

 

 

私のドラマ、これを例えるなら「渡る世間は鬼ばかり」でしょうか。。。

 

「そんなこと言ったって、しょうがないじゃないか!」

 

えなり君が、どのような場面で言ったのかは忘れてしまいました。

しかし、大人が婚活をしているのです。

そような気持ちになることもあるのです。

 

自分も相手も、出会うまではそれぞれの人生を生きてきたのです。

過去は誰にも変えられません。

 

彼女と出会い間もなく、子どもの存在を打ち明けられました。

(会った当時の子どもは3歳、6歳の女の子)

正直、驚きました。

 

しかし私も大人。

彼女だけでなく、彼女の子ども達と4人。

「きっと上手くやっていける」

「幸せになろう」

そう思っていました。

 

しかし、現実はそう甘くなかったのです。

 

子どものこと好きになれない

私が考えていたのは、「どうしたら子ども達が懐いてくれるのだろう?」

そんな事ばかり。

 

3歳の子が誕生日(4歳)を迎えることとなった時は「プレゼント」を真剣に悩みました。

果てはサプライズとして、動物のパペット(手にはめるアレです)を使った「人形劇」まで考えました。

※結局、彼女(ママ)の助言で「まほうのアイスクリーム」というおもちゃを購入しました。

 

彼女からの告白を経てからは、2人だけで会う事は無くなりました。

4人で公園に行ったり、ファミレスのようなところで食事したり。

連休には、旅行にも行きました。

 

傍から見れば、何の問題もない「仲の良い家族」のように映っていたと思います。

 

しかし、私には完全に欠落していたことがあります。

 

それは、

「どのように子ども達を愛していくのか?」

ということです。

 

お付き合いを重ねると、消化出来ない気持ちが沸き起こりました。

抑制しようと、すればするほどに。

時間が経つにつれ、だんだんと不安は大きなものになりました。

 

 

もう正直に告白します。

私の本音は

 

「子ども達・・・」

「やっぱりかわいくない・・・」

「好きに、なれない・・・」

 

 

子どもを無条件に好きになれないと「欠格事由」にあたるのか

リアルな公の場で、こんなことを告白したら相当ヤバいことになりそうです。

恐らく、罵声を浴びるでしょう。

 

しかしこんな時、どのような手段を使っても自分を欺けません。

「相手の子どもを好きになれない」

 

もちろん、私も理解しています。

自然の摂理で言うなら、全ては後世のためにあります。

私たちの生きる理由は、大局的に言えば子孫を残すことです。

 

つまり、つきつめて考えると子どもを好きになれないという事は「欠格自由」に相当するのです。

世論はそうなのです。

※子どもが出来ないというのとは違います。

ここで言っているのは「子どもを好きになれない」ことを、まるで欠格事由のように扱われてしまう件です。

 

「子どもは可愛がれ」「お年寄りは労われ」

そんなの当たり前です。

ただ、それはあまりにもマクロ的すぎます。

 

そしてこの「マクロ過ぎる道徳観」が、時に大人を苦しめることになるのです。

 

だから、「あなたの子どもが好きじゃない」

とは、誰にも言えないのです。

 

「子どもを好きになれずに悩んでいる人」結構多いんではないだろうか?

私も悩みました。

だから、自分の気持ちを客観的に整理したくてネットなどで検索しまくりました。

「相手の子どもを好きになれない」

「相手の子どもを愛せない」と。

 

そして、ネット掲示板などを見て思いました。

「相手の子どもを、好きになれずに悩んでいる」方は結構いらっしゃいました。

 

その際思ったことです。

問題は、このような悩みはリアルな世界で「相談しづらい・共有出来ない」ことだからです。

 

生身の世界では、この手の悩みや相談はNGなのです。

 

大体の掲示板では、質問者が不特定多数に相談を投げかける仕組みです。

回答者も匿名(HN)なので、どこからの目線なのか罵詈雑言に溢れたハードな回答やアドバイスも目立ちます。

大体の意見は「子どもを好きになれないお前が悪い」と。

 

もちろん私も、色々な意見があって良いと思います。

しかしマクロ過ぎる道徳観を振りかざすだけでは、価値観が多様化した個人の悩みは解決出来ません。

そして私が耐えがたいのは、「飾られた正義を振りかざしながら、暴言を浴びせる合わせ技」です。

 

私は、彼女の子どもに好かれようとしました。

しかし、当の私本人はその子ども達が好きでは無かったのです。

矛盾している事も分かっています。

ですが、正論でまくしたてられたとしてもそこは理屈ではないのです。

 

結論:「好きじゃないものは仕方がない」で済ますしかない

もし、私と同じような悩みで苦しんでいる方がいらしたらお伝えしたいです。

 

もう、これはどうしようもないです。

子どもと親の間に割って入るなど、簡単に思わない方が身のためです。

「相手方の子どもがかわいい」なんていうのは、むしろそちらの方がレアです。

断言出来ます。

 

皆、言わないだけなのです。

道徳に反しているような気持ちになるからです。

 

もし、あなたが本当に悩み苦しんでいるのなら。

パートナーには、ぶっちゃけ相談してみるのも良いかも知れません。

子ども達と密接する時間を減らしてもらい、あなた自身が冷静さを取り戻す時間を確保してもらうのも手です。

 

勿論、相手が落ち着いて話が出来る時にして下さい。

パートナーにとっては自分の子どもですから、好き嫌いの話が出てこようとは夢にも思っていません。

 

冷静に話せば大人同士、どこかで落としどころを探れるかも知れませんね。

私は、お別れを選んでしまったのでアドバイスにはなりませんが。

 

しかし、誰かに非難されたらこう切り返すべきです。

「そんなこと言ったって、しょうがないじゃないか!」

・・・と。

 

 

 

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