独身なのに家を買う【独身戸建②】
アラフィフで独身の私がこの度「家」を買ってしまいました。
それも、一戸建てです。
今回は「なぜ、そんなことをしてしまったのか」を赤裸々に語っていく第二弾です。
Contents
独身(アラフィフ)の家探しの条件
まずエリアです。
戸建てはマンションほどではないにせよ、最近は土地も高く、どうしても隣家との距離は近くなりがち。
昔、隣家の主婦が布団を叩きながら「引っ越し、引っ越し」と歌っていた、あの何とも言えない恐怖のニュースがありましたよね。ああいうのを見ると、住む場所というのは本当に大事だなと思わされます。
私は独身です。
この先も一人で暮らしていくのであれば、やはり静やかに穏やかに暮らしたいのです。
もちろん、ご近所さんは選べませんね。
ただ、住むエリアを選択することによって、そこに暮らす人たちの雰囲気や生活ぶりには、ある程度の傾向が出るものだと思っています。
そう考えて、私が選んだのは埼玉の中でも鉄板の浦和区でした。
埼玉県に馴染みのない方には少し伝わりづらいかもしれませんが、浦和区には県庁があり、学校も多い、いわゆる文教エリアというやつです。
県立浦和高校、浦和第一女子高校など、県内トップクラスの学校が集まっている場所でもあります。
もちろん、だからといって全員が品行方正という話ではありませんね。
ただ、街全体としては落ち着いた空気があり、比較的静やかに暮らしたい人には向いているエリアだと思っています。
独身で長く住む場所を選ぶなら、私はこういう街が良かったのです。

そして予算です。
独身の私には何より大切でした。
なぜなら、私にとって今回の住宅購入は、単なる「欲しいから買う家」ではなく、独身リスクに備えるための家でもあったからです。
独身で賃貸に住み続ける場合、年齢を重ねた先で更新を断られたり、そもそも借りづらくなったりする可能性が非常に高い。(と聞いています)
それを考えると、家を持つことは私にとってひとつの備えでした。
一言で言えば、独身の住宅購入とは独身保険です。
だからこそ、その保険料が高すぎて生活そのものが破綻するようではナンセンだと思うのです。
家を買ったせいで苦しくなるのでは、本末転倒。
住宅購入は決して気軽な買い物ではありません。
それでも、無理のない範囲で、ある程度安心して返済を続けられる状態を保つことは、とても大切だと思います。
そういう考えがあったので、一般的な家庭でよくあるような、
「住宅ローンは借りられるだけ借りる」
「限度額いっぱいまで設定する」
といった買い方は、最初からしたくありませんでした。
私が欲しかったのは、見栄のための家ではなく、これから先の自分を守るための家です。いや、独身を守る要塞です。
だからこそ、エリアと同じくらい、いやそれ以上に、予算には慎重になりました。
ただ、理想のエリアで、無理のない予算で、さらに戸建てとなると、話は簡単ではありません。
浦和区で物件を探し始めて、私は早くも現実を知ることになります。
理想エリア浦和区で何が厳しかったのか
結論から言えば、価格です。
難易度は超ハードでした。
浦和区は、埼玉の中でもやはり人気があります。
県庁所在地ですし、文教エリアとしての落ち着いた雰囲気もある。
都内へ通勤する方ならお分かりかと思いますが、アクセスもかなり良いのです。
これだけ条件がそろえば、当然ながら物件価格にもきっちり反映されます。
まさにフルコンボ。
特に戸建ては、マンションほど極端ではないにせよ、土地の値段がそのまま効いてきます。
しかも最近は建築費も上がっているので、新築はもちろん、中古であっても決して安くはありません。
中古物件の多くは、建築費がここまで高騰する前に建てられたもののはずなのに、そこはしっかり今の相場に便乗してくるのが何とも不思議なところです。
実際に探し始めると、
「この価格なら悪くない」と思う物件はありました。
しかし駅からはかなり遠い。
その中には「浦和駅から徒歩40分」という記載の物件もありましたが、しかしもはや最寄り駅が浦和であることも怪しい。
逆に、「この立地なら良い!」と思う物件は、今度はやはり価格が高い。
要するに、理想に近い条件を求めれば求めるほど、きれいに予算を超えてくるのです。
もちろん、住宅ローンを最大限まで組めば、選択肢は増えたかもしれません。
ただ、私にとって家は見栄で買うものではありません。
独身を生きていくための備えであり、無理なローンを抱えるわけにはいきません。
浦和区は確かに魅力的です。
でも、魅力的だからこそ高い。
そして、高いからこそ、すべてを望むことはできない。
物件探しを始めてすぐに、その当たり前の現実を嫌というほど思い知らされました。
しかし、ここで私はひとつ閃きました。
重く垂れこめた厚い雲に光線が差すような感じ。
「いや、待てよ」と。
高いのは「浦和駅の徒歩圏内だからではないのか。」
それなら「浦和区のアドレスは確保したまま、駅だけを浦和駅からひとつずらせばいいのではないか!」と。
続きは次回に続きます。
