婚活パーティーはリアル婚活の集大成だった

「ときめ～きを～運ぶよ choochoo TRAIN～♪」

数名が直線に並び、円を描くように回るダンスが印象的な有名ヒット曲。

しかし、アラフォーがこの歌を口ずさむ時の頭の中には「EXILE」はいません。

 

アラフォーにとってこの歌は「ZOO」のものなのです。

若年層の皆さまにおかれましては、くれぐれもご注意下さい。

 

 

ZOOとは、1990年～頃に活躍していた「歌って踊れるおしゃれなダンスグループ」のことです。

choochooTRAINをはじめに歌っていたのは、ZOOなのです。

ちなみに、ボーカルは女性です。

JR東日本のおしゃれCMにも使われておりました。

 

あれから時が経ち、今日の私は婚活パーティー会場（柏）に向かっております。

電車に揺られながら。

 

そして「ときめきは運ばれてくるのでしょうか・・・」

乗っているのは「首都圏の地味電車ランキング王者」である、常磐線。

 

 

今回リアルに参加したのは、「個室1対1 party party in 柏」というものです。

パーティーなのに、個室を使って1対1でお話が出来ます。

 

繰り返しますが、常磐線は地味な電車です。

したがって、ときめきは運んでいません。

 

しかし今回は、私がＪＲを利用して「ときめき」を迎えにいくのです。

 

 

婚活パーティーと言っても色々な種類や特徴、条件がある

恋愛弱者の私は、常に怯えながら出会いを探しています。

 

簡易出会い系アプリなら、心の準備や対策をしてから会えます。

それが良い点です。

しかし、メッセージのやり取りなどをするのでそれ相応の時間はかかりますね。

 

それが、婚活パーティーを探すことにした理由です。

婚活パーティーなら、勇気を持って臨めばすぐ実物に会えます。

そして、雰囲気も双方リアルに感じ取ることが出来るからです。

 

しかしながら、いざ調べてみると「パーティーにも色々な種類や特徴」があります。

例えば、参加者に条件をつけています。

・「32歳～41歳まで」や

・「170cm以上」とか

・「年収600万以上」です

etc・・・

 

参加者は「お金を払って参加するのだから、条件絞って効率良く会いたい」と思うのですが、主催者側もニーズに応えるためそれら踏まえて参加者を募る訳です。

本当に、良く考えられています。

 

この「条件」ですが、注意深く見ると中には「若く見られる」というレアな条件もありました。

つまり、「自分は年齢はアレだけども、他人からは若いと言われるのよ」というもの。

もう何でもありです。

こういったアイデアを駆使して（この場合は自己申告で）参加者を集めているのですね。

 

 

そして、アラフォー女性にとって「若く見える」というのは大切なことです。

私も男性ですが、見た目にはいつまでも気を使っていたいです。

 

しかし、このような条件になってくると、もはや「応募しづらいのではないか・・・」

とも思えてしまいます。

 

婚活パーティー「1対1　個室」のリアルとは

「あれ？住所は合ってるんだけど・・・」

何度もマップを見直しましたが、目の前にあるのは細い飲食店ビル。

私は、勝手にラウンジのようなところを想像していたのです。

 

しかし実は、この細長い飲食ビルが会場だったのです。

詳細に言えば、地下にあるイタリアンレストランがパーティー会場。

 

地下に降りる入口は狭くて、暗いです。

恐る恐る入店しました。

そそくさと受付を済まし、奥のテーブルに通されてそこでも驚くことになります。

 

「え？」

「ただのワンフロアー・・・」

「個室じゃないんすか？」

 

そうです。

 

「個室1対1 party party in 柏」というタイトルではりますが、個室ではありません。

確かに1対1なのですが、仕切る壁はありません。

そりゃそうです。

いつもは普通のイタリアンレストランだもの。

 

婚活における解釈の美学が、こんなところでも炸裂しました。

「テーブルで二人お話するんだから、壁はないけど個室のようなかんじでしょ」

私はこの、重く圧のあるメッセージを感じ取りました。

 

そうです、これこそが「個室　1対1　party」リアルなのです。

しかし、これも婚活。

大人は、こんな事でクレームなんて言っちゃいけません。

むしろハプニングだと思い、笑い楽しむ余裕が欲しいところ。

 

これを受けて、私も心の中でアンサーします。

「仕切りは無い」「むしろ気持ちは仕切り直し」

「お相手との壁だけはあってはいけない・・・」と。

 

「個室　1対1　婚活パーティー」どのように行われるのか

男8：女8

計16名

テーブルは8卓。

 

仕切るものは無いので、入場した際に先着した参加者を見渡すような形になります。

進行役の女性も挨拶はそうそうに、ルールが説明されます。

 

 

・持ち時間は一人8分

・挨拶をしたらすぐにスタート

・持ち時間を終えたら、男性が次のテーブルへ移動する（女性は着座のまま）

・こちらの会話の盛り上がりなど一切関係なく、時間が来たら次々と席を移動

・ぐるっと一周したら、マッチングの集計

・割とすぐ結果発表

と、このような感じです。

 

しかし、出会いが目的と言っても材料が無ければ会話が進みませんよね。

そこは、プロの業者です。

お相手に見せる「プロフィールカード」を作成して面談前に互いに交換し見せあうのです。

後で分かりましたが運営は「ＩＢＪ」でした。

 

 

自分を知ってもらう「プロフィールシート」ってどんなの？

これがプロフィールシート。

（実物です）

 

結構な早さで次々と面談が進むので、相手の印象も薄れてしまいます。

でも大丈夫、事前にメモが配られるのでそこに記入しながら面談出来ます。

 

 

フライングではありません。

面談中、自分の連絡先を渡すことが出来ます。

男性も女性も、気になるお相手には連絡先を渡したほうが良いです。

好きではないタイプの人から渡されても、困ったことにはなりません。

自分のを渡さなければ良いだけです。

 

手紙みたいに渡されますが、この封の中にカードが入っています。

これが最後の「結果発表」です。

 

ちなみに、私は男性（左側）1番だったのですが今回はめでたくカップリングが成立。

CONGRATULATION!！

 

 

 

終了したら即解散

「カップル成立した男性は外で待ってて下さい」

「そうでない人は解散となります」

というアナウンス。

今回は幸運にも、カップリングを成立させる事が出来ました。

 

とてもあっさりしているんですね。

カップリング成立可否にも関係なく「大人同士なんだから、勝手にやってね」という感じです。

勿論、それ以降についても運営側は一切関与しません。

 

カップリング出来ていなかったらと思うと、寂しい感じも否めませんが今の時代を反映しています。

これはこれで良いのかも知れません。

 

「ちょっと待って！」女性は年齢によって料金が違う

肝心な利用料金です。

男性　￥4,000～￥4,500

女性　￥1,000～￥2,500

 

「・・・」

高いのか安いのかよく分かりません。

 

でも、興味深い点があります。

男性の参加費は安定していますが、女性には幅がありました。

 

私が調べた限り、これは年齢のせいです。

つまり若いと安く、大人は高いのです。

25歳前後　￥1,000

20代後半　￥1,500

30歳前後　￥2,000

35歳から　￥2,500

 

このようにリアルな料金差にも、気をつけて下さい。

山をドライブすると「落石注意」とありますが、あれと同じです。

どうしようもありませんが。

 

そんな婚活パーティーですが、実際に使えるなと思いました。

実際にカップリングも出来ました。

「さくら」がいるのかな？とも思っていましたが、当日の面談の様子からは無いと思います。

 

まだ回数を重ねていないので、全体的な事はわかりません。

ですが、婚活パーティーに行くべきか悩んでいるなら「行ってみるのも有」ということです。

そんなご報告でした。

 

下記は、婚活パーティー料金（Ａ～Ｉまでの9か所）を調べた結果となります。

あくまで参考程度に。

 

 

これは千葉県のものですが、東京エリアはもう少し高い傾向があるようです。