比較 IT系バリキャリ女子×お嬢様系キャリア女子
IT系バリキャリ女子×お嬢様系キャリア女子
私は婚活中のアラフォー♂です。
しかもバツイチ。
タイプの違う二人とお見合いをしましたが、お見合いに臨む姿勢が違います。
1人目「ITバリキャリ女子 30代」
2人目「お嬢様系キャリア女子 30代」
です。
「女子」と呼んでしまって良いのか分かりませんが、お見合いの考え方はこうです。
■IT系バリキャリ女子 「ねえ、今日は私についてプレゼンをします!」
■お嬢様系キャリア女子 「さあ、(あなたについて)プレゼン始めて!」
まるで違うのです。
Contents
IT系バリキャリ女子の登場
「IT系バリキャリ女子」とお見合いしたのは、夏も終わりかけた暑い日でした。
都内のラウンジだったのですが、ホテルの上階で見晴らしの良いところ。
私は、15分前には席についていました。
フロアー構造のせいで、下座に座ると入店した方に背中を向けている格好です。
「お待たせしました!」と声のする方にふり返ると、満面の笑みを浮かべた彼女がいました。
30代というと、笑った時の皺も気になる年代のはずです。
私は小心者の典型で「女性が笑顔を上手に作る程」警戒心が煽られます。
ところが彼女は全開の笑顔。
途端に私の緊張も和らぎました。
しかし、同時に驚くことになります。
なんと、彼女の腕にかけるバックから「ノート型PC」が私をのぞいてるではありませんか。
「会話を記録して議事録を作るのか!」と思いましたが、「休日だったけど仕事の帰り」なのだそう。
ノートPCは彼女達のバイブルです。
某大手IT系に勤めている方で、終始積極的に話をされていました。
とにかく前向きで、「ねえ、今日は私についてプレゼンをさせて!」というノリです。
あと、「もしかしたら、・・・でしょう?」という質問も多かったです。
答えると、「やっぱりね!」と笑顔で頷いていました。
恐らく普段から「仮説を立て→立証する」を繰り返すような仕事なのでしょうね。
ただ、イケイケIT系に勤める方は気持ちの温度が高い場合があります。
冷静なタイプの男性は、それに対応し受け止める必要があります。
お嬢様系キャリア女子も登場
「お嬢様系キャリア女子」とお見合いしたのは12月の上旬。
やはり場所バレするので詳しく書けないですが、高層ホテルの低層階ラウンジです。
やはり私は15分前に着座して相手を待っていました。
彼女は約束の時間に遅れてやってきました。
開口一番「場所が分かりづらい~」と。
これは言い換えれば「遅刻をしたけど私は悪くない、場所が悪い」と言う事です。
他テーブルにも、婚活お見合いであろう人々が溢れていました。
彼女は「みんなお見合い?男性の背筋がみんな伸びてる!!」そう言って、はしゃいでいました。
彼女の職業は国家公務員のキャリアです。
「国会が騒がしくなると、私たちも忙しくなるんです~」と口癖のように言っていたのが印象的でした。
「日本の中枢で仕事をしている」事が、彼女を支える大きな物事の一つです
そして、最も強烈なパンチラインは「ポイントを3つ教えてください」でした。
一連の流れで質問された事ではありますが、このような質問がある度に「お見合いとは違う気がする・・・」と感じていました。
そして疲弊していた私は、遂にやってしまったのです。
「質問、パワーありますね」とアンサーしてしまったのです (笑)
このようなやりとりで「次は無いな」と感じながら、圧迫面接を終えました。
しかし、くるくる変わる表情や可愛らしい雰囲気もあり「若い時はモテたのだろうな」と思わせる人でした。
帰り際、肉厚で上質なコート(多分10万を裕に越える)を静かに羽織る彼女を見て思いました。
「やっぱり人には階層があり、簡単には越えられないんだな」と。
そうです。
彼女は「お嬢様系」ではなく「お嬢様」なのです。
「気を遣われてサービスされるのは当たり前だもん! 次は何のサービス?」て感じなんでしょうね。
アラフォー婚活は「恋」ではなく「濃い」
私も若いころ、数人の方とお付き合いして結婚もしました(離婚しましたが)。
しかし、大人の婚活や恋愛模様は、当時と明らかに違うものがあります。
それは、「濃い」のです。
「恋」 ➡×
「濃い」➡○
つまり、個性が強く濃厚なので双方混じわりづらいのです。
若い時は人間が確立されていないおかげで、柔軟性もあります。
世の中にアンテナを張り巡らせ、流行りや周りの動向もかなり早く察知出来ました。
しかし、大人婚活は「良くも悪くも、いぶし銀同士」です。
特徴のあるワインも、料理を選びます。
アラフォー婚活とはそういう事です。
ますます婚活マニュアル本などは意味が無く、実体験を見聞きする事が大切だと思います。
そういう事で、私はこのブログを通じて色々な方に発信し続けようと思います。
結婚するまでは。